配送ロボット
配送ロボットは、物流業界やEC市場のニーズを背景に、最終消費者への効率的な配送を実現する次世代技術です。
自動運転技術やAIを活用し、障害物回避やルートナビゲーションを自動化することで、配送業務の効率化を図ります。特に「ラストワンマイル」配送において大きな可能性を秘めており、都市部や高齢者施設などでの活躍が期待されています。
配送ロボットを選ぶ際には、価格や性能、配送範囲の適合性、メーカーのサポート体制をしっかり比較し、導入することが重要です。この記事では、以上について詳しく説明しています。
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配送ロボットとは
配送ロボットとは、物流拠点や小売店舗から最終消費者のもとへ、商品や荷物を自動的に運ぶために設計されたロボットのことです。近年、EC(電子商取引)の需要拡大や労働力不足を背景に、自律走行技術やAI技術を活用した次世代の物流ソリューションとして注目を集めています。
車輪付きの小型車両の形状をしており、画像認識センサーやLIDARなどの先端技術を組み合わせることで、障害物を検知しながら最適なルートを自動的にナビゲートします。GPSや地図データを活用した位置情報の高精度化により、細い路地や歩道といった限られた空間でも安全かつスムーズに走行できる点が特徴です。
ドローンによる空中配送も研究・実証が進められており、特に山間部や災害地域など、道路事情が複雑な場所での活用が期待されています。しかし、歩道を中心に公道を使った「ラストワンマイル」への対応が現状配送ロボットの焦点です。配送ロボットの実用化は今後さらに加速し、より安全かつ効率的な物流の実現に貢献していくでしょう。
(参考: 自動配送ロボットを活用した新たな配送サービスについて)
配送ロボットの需要が上がっている理由には、以下が挙げられます。
- EC市場の拡大による宅配需要の急増に対して、物流業者による人員強化が間に合っていないこと
- 経済成長と労働人口の減少により、特に先進国で物流セクターでの労働力不足
- 高齢者や障害者など、自力での買い物が困難な人々へのサービス提供を強化するため
配送ロボットは、以下のような環境での活躍が期待されています。
3種類の配送ロボット
配送ロボットには、大きく分けると以下の3種類があります。
- 陸上型配送ロボット【屋内配送・ラストマイル】
- 空中型配送ロボット(ドローン)【ラストマイル】
- 自動運転トラック【中・長距離配送】
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陸上型配送ロボット【屋内配送・ラストマイル】
陸上型配送ロボットは、地上を電動で走行し、自動で荷物を運搬するロボットです。小型で狭い空間を移動できるタイプから、大型で重い荷物を運べるタイプまで多様な形態がありますが、いずれもセンサーやカメラなどを用いた自動運転技術を搭載しています。
走行時の騒音や排ガスが少ないうえ、障害物を回避しながら指定されたルートを安全に移動できる点が特徴です。また、屋外だけでなく、オフィスビル内やホテル内の運搬など、屋内における配送でも利用されることがあります。
主な特徴として、以下が挙げられます。
利用シーンの例は以下の通りです。
空中型配送ロボット(ドローン)【ラストマイル】
空中型配送ロボット、通称「配送ドローン」は、小規模な荷物を迅速に配送するための無人航空機(UAV)です。これらのドローンはGPSナビゲーションを活用し、指定された配送先に直接飛行します。
カメラやセンサーを用いて障害物を回避しつつ、最適な飛行経路を確保し、電動駆動により軽量荷物を速やかに届けます。
配送ドローンの特徴には以下が挙げられます。
特に役立つシナリオは以下の通りです。
自動運転トラック【中・長距離配送】
自動運転トラックは、AIと高度なセンサーシステムを用いて自律的に運転される大型輸送車両です。これらのトラックは、高精度のGPS、レーダー、LiDAR技術を組み合わせることで、複雑な交通状況において適応的に走行できます。
自動運転技術を利用することにより、ドライバーの疲労を軽減し、長距離の輸送でも一貫して高い安全基準を維持することが可能です。また、経済的な運行が可能となるため、運送コストの削減にも寄与します。現状、完全な自動運転は実用段階ではありませんが、今後の開発が期待されている分野です。
自動運転トラックの特徴には以下が挙げられます。
自動運転トラックの想定活用シーンは以下の通りです。
2種類の陸上型自動配送ロボットの走行方式
陸上自動配送ロボットには、走行方式がいくつかあります。何を実現したいかによって導入するとよい配送ロボットが変わってくるため、貴社の導入環境に適したものを検討しましょう。
- 自律走行方式(自動運転タイプ)
- 自動追従方式
自律走行方式(自動運転タイプ)
自律走行型配送ロボット(自動運転タイプ)は、高度なセンサー技術とAIを組み合わせて、環境を理解し、最適なルートで目的地まで荷物を自動的に配送します。
カメラ、LiDAR、GPSなどの技術を使用し、高精度3次元地図を利用して周囲の状況をリアルタイムで解析し、障害物を回避しながら目的地へとナビゲートします。
このロボットはプログラミングされたルートに依存せず、動的な環境変化に対応できるため、都市部や複雑な地形での使用に適しています。特徴は以下の通りです。
このタイプの走行方式は、以下のような場面で活躍しやすいです。
自動追従方式
自動追従型配送ロボットは、人やほかのロボットなどを追跡する機能を備え、特定の対象の後を自動で追いかけます。
このタイプのロボットは、カメラやセンサー、場合によっては特定の信号やタグを使った追跡技術を利用して、ショッピングモールや病院での荷物運搬に活用されることが多いです。
ユーザーが荷物をロボットに積むと、ロボットがそのユーザーを追跡して目的地まで荷物を運びます。自動追従型ロボットの主な特徴は以下の通りです。
自動追従型ロボットが活躍する具体的なシナリオは以下の通りです。
自動配送ロボットの実証実験の状況と課題
パナソニック、本田技研、ティアフォーなど、数多くの企業が国内各地で自動配送ロボットの実証実験を重ねてきました。これらの企業は、人の往来が多い歩道や商業施設周辺、住宅街など、さまざまなシーンでの走行テストを実施し、ロボットの制御技術やセンサーの高精度化、遠隔監視システムの有効性などを検証しています。
2023年4月には、改正された道路交通法や関連するガイドラインの整備により、公道における自動配送ロボットの走行が認められるようになりました。将来的には宅配や買い物代行といった多様な用途で、自動配送ロボットの活躍範囲がさらに広がると期待されています。
一方で、自律的な走行を実現するための「状況の感知能力」や「瞬時の判断精度」には課題があります。例えば、ロボットが歩道の端を走行中、対向方向から自転車が接近してくる場合、ロボット側からすれば、自転車が迂回してくれるのか、それともこちらが進路を譲らなければ接触のリスクが高まるのかを瞬時に判断しなければなりません。
実証実験の現場では、このような状況を正確に把握し、なおかつ配送の効率を大きく損なわずに安定した運用を行うための調整が急務となっています。人とロボットが安心・安全に共存する社会を実現するためには、センサーのさらなる高性能化やAIによる学習データの拡充、インフラ整備の連携など、さまざまな角度からの取り組みが必要です。
(参考: 自動配送ロボットの社会実装に向けて)
配送ロボットを導入するメリット・デメリット
配送ロボットは、現在、様々な会社が開発を進めており、あわせて公道でも走らせられるような法整備も進んでいます。新しいロボットを社会に導入する際は、メリットとデメリットが両方あります。それぞれを比較し、貴社が想定している活用方法でメリットを最大限享受できるか、確認しましょう。
メリット
配送ロボットには、以下のようなメリットがあります。
人手不足を解消できる
配送ロボットを導入することで、人手不足によって起きる配送問題を解消できます。
例えば、配送ロボットは以下のような形で人手不足を解消できる可能性があります。
- 配送プロセスの最終段階である顧客の手元に商品を届ける部分(ラストワンマイル配送)の効率化
- 特定の時間帯やシーズンにおける配送需要の増大に対応できるようになる
- 内部物流・倉庫管理における倉庫内の商品のピックアップ、仕分け、搬送を自動化
このメリットは、特に以下のような場面で活躍できる可能性が高いです。
非接触で配達できる
配送ロボットの導入による非接触配達は、特に感染症の拡散防止に有効であり、安全性と利便性の向上に寄与します。
特に、非接触で配送ができる場合は以下のようなメリットがあります。
- 配達員と受取人の物理的な接触を避けることで、感染症のリスクを大幅に低減
- 繰り返し行われるようなルーチン配送の効率化が可能
- 24時間体制での稼働を実現、従来の配送時間外でもサービス提供が可能
非接触配達が特に重要な場面には以下のものが考えられます。
デメリット
一方で、配送ロボットには次のようなデメリットも考えられます。これらを理解した上で、メリットがデメリットを上回るか検討する必要があります。
導入コストがかかる
配送ロボットの導入には、高額な初期投資が必要となります。これは企業の財務計画に大きな影響を与えるため、慎重な検討が必要です。
-
ロボット価格の目安
- 簡易型(屋内向け):数十万円〜
- 高機能型(屋外対応・自動運転機能付き):数百万円〜数千万円
- 時給:1,000円〜1,500円
- 月額(160時間勤務):約160,000円〜240,000円
比較:配送員の人件費(日本国内)
機械故障など予期せぬリスクが起こり得る
配送ロボットを活用する際の主なデメリットとして、機械故障や技術的な問題が挙げられます。
ロボットは複雑な電子機器、ソフトウェア、機械部品で構成されており、これらが原因で予期せぬトラブルやダウンタイムが発生する可能性があります。故障が起こると、配送プロセスが中断され、最悪の場合は顧客へのサービス提供に大きな影響を与えることがあります。
想定されるリスクの例としては、以下のものが挙げられます。
これらのリスクを回避するには、以下のような取り組みを行うことが考えられます。
4つの選定基準 | 配送ロボットの選び方
配送ロボットには様々な種類があり、その中でも適切なものを選ぶことで初めて貴社の導入目的を達成できます。導入目的を達成するには、以下のポイントを考慮して配送ロボットを選定することがおすすめです。
- 価格と予算
- 性能
- 配送範囲や配送物への適合性
- ロボットメーカーのサポート
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価格と予算
配送ロボットの価格を検討することは、コスト効率と財務的持続可能性を確保する上で不可欠です。ロボットの価格は導入コストだけでなく、長期的な運用コストにも大きく影響します。適切な予算配分とコスト管理を行うことで、配送システムの効率化を図りつつ、無理のない投資が可能になります。
価格を検討する上で、考慮すべき価格には以下のものが挙げられます。
- 導入コスト:配送ロボットを購入する場合の一時的な購入費用と、リースやレンタルの場合の初期費用及び定期的な支払い
- メンテナンスコスト:定期的なメンテナンス、修理、部品交換など
- 運用コスト:電力消費や、必要に応じたスタッフのトレーニング費用など
これらのポイントを適切に評価することで、初期投資だけでなく、長期的な運用における費用対効果を最適化し、事業の持続可能性を高めることができます。
性能
性能が高いロボットは、配送タスクを迅速かつ正確に完了し、長期間にわたって信頼性の高いサービスを提供できます。一方で、性能が良いロボットは価格が高くなりやすく、コスト回収まで時間がかかってしまいます。
特定のニーズや環境に適した性能を備えたロボットを選ぶことで、運用コストを削減し、顧客満足度を向上させることが可能です。
性能の中でも、特に見ておくべきポイントは以下の通りです。
- 衝突回避システム、緊急停止機能、安全警告システムなどの安全機能
- ロボットのバッテリー寿命と充電にかかる時間
- 屋内専用か、または屋外環境にも対応しているかなど適切な耐候性や地形に適応する能力
- ロボットが中央システムやオペレーターと効果的に通信できる機能
充電時間は、ロボットの種類や使用されるバッテリーによって変わりますが、例えば、小型の陸上型配送ロボットは2時間から6時間を要し、半日稼働します。また、空中型配送ドローンは30分から1時間で充電が完了し、一回の充電で15分から30分の飛行が一般的に可能です。
例えば、以下のような用途で配送ロボットを導入する場合、それぞれ以下のような項目を確認しておく必要があります。
- 工場や倉庫内での物流
- 大学やリゾート施設での配送サービス
- 工業製品の配送
- 家具や家電製品の大規模配送
耐久性、安全性、最大稼働時間
工場内の連続稼働に耐える強度
対応する配送環境、コミュニケーション機能、移動速度
広範囲にわたる地域をカバーするための適切なナビゲーション能力と速度
最大積載量、耐久性、安全性
重い工業製品を安全かつ確実に運ぶための高い耐荷重能力と堅牢な構造
最大積載量、耐久性、機動性
大きくて重いアイテムを運ぶための能力と、配送地点での取り扱いやすさ
配送範囲や配送物への適合性
配送ロボットを選ぶ際に、配送範囲と配送物の適合性を考慮することは、効率的で効果的な配送システムを確保するために非常に重要です。配送物の性質や配送範囲に適したロボットを選定することで、配送中の商品の安全性、品質保持、および配送効率を向上させることができます。
配送範囲や配送物について、特に見ておくべきポイントは以下の通りです。
- 配送エリアの広さや通路の狭さに応じて、適切なサイズと機動性を持つロボットを選ぶ
- 食品や医薬品など、温度に敏感な商品を扱う場合、保温または保冷機能を備えたロボットが必要
- 荷物が壊れやすい、または高価である場合、振動吸収や固定機能が優れたロボットが必要
例えば、以下のような用途では、それぞれ以下の項目を確認しておくことがおすすめです。
- 工場や倉庫内での物流
- 大学やリゾート施設での配送サービス
- 工業製品の配送
- 家具や家電製品の大規模配送
工場や倉庫内では、多種多様な物品を頻繁に移動させるため、高い耐久性と適切な積載量を持つロボットが必要
広大なエリアをカバーするために長距離走行が可能で、人が多い環境で安全に運用できるロボットを選ぶことが重要
重量のある工業製品を運ぶためには、高い積載能力と強固な構造を備えたロボットが必要
大きな家具や家電を安全に運ぶためには、大型で頑丈なロボットが適しており、商品を確実に保護できる設計が必要
ロボットメーカーのサポート体制
配送ロボットを導入する際には、ロボットメーカーのサポート体制を十分に考慮することが重要です。これにはいくつかの理由がありますが、主に設備投資の長期的な成功と効率的な運用の維持が挙げられます。
良質なサポート体制は、システムのトラブルや運用上の問題が発生した場合に迅速かつ効果的な解決を可能にし、ダウンタイムの最小化と生産性の最大化を支援します。
一般的な最低限のサポートとして挙げられるものには、以下のものが挙げられます。
- 技術サポート:電話、Eメール、またはチャットを通じた専門家によるサポート
- 部品の供給:故障や消耗に対応するため、必要な部品を迅速に提供
- 保守契約:定期的なメンテナンスや検査を提供し、ロボットの性能を最適に維持
- オンラインリソース:利用者マニュアル、FAQ、トラブルシューティングガイド、教育ビデオなど、自助リソースへのアクセスを提供
- トレーニングプログラム:ユーザーがロボットの操作方法を習得し、最大限に活用できるようにトレーニングを提供
さらに、サポートが手厚い企業では以下のようなサポートを受けられることがあります。
- 24/7サポート:任意の時間に利用可能なカスタマーサポート
- オンサイトサポート:緊急時には技術者が直接現場に出向いて問題を解決
- リモート監視と診断:ロボットの性能を遠隔から監視し、異常があれば即座に通知
- カスタマイズと統合サポート:顧客の特定のニーズに合わせたロボットのカスタマイズや、既存のシステムとの統合を支援
- 拡張保証とアップグレードオプション:保証期間の延長や、将来的なアップグレードパスを提供
手厚いサポートがあれば安心して配送ロボットの導入と運用ができますが、それ相応の料金が必要になるケースがほとんどです。必要なサポートと予算のすり合わせを必ず行ってから、配送ロボットの導入を進めましょう。
配送ロボットを製造・販売するメーカー・代理店
配送ロボットの製造・提供には様々な企業が参入しています。以下では、配送ロボットメーカーの中で主なメーカーをご紹介します。
配送ロボットのメーカー
Hakobot / ハコボット
メーカー名 | Hakobot / ハコボット |
設立年 | 2018年 |
本社 | 宮崎県宮崎市 |
概要 | 配送ロボットメーカー |
ハコボットは、2018年の5月に宮崎県で創業した配送ロボットを専門に取り扱うロボット製造企業です。この企業は「なんでも載せられる、しっかり運ぶ」というコンセプトのもと、高い走破性と使いやすい操作性を兼ね備えた配送ロボットの開発に注力しています。
ハコボットは設立以来、宅配サービスの効率化を図るために、ラストワンマイルの配送プロセスを自動化することを目標に掲げています。同社はHakobase Version2を開発し、公道での実証実験にも取り組んでいます。
本田技研工業 / Honda Motor
メーカー名 | 本田技研工業 / Honda Motor |
設立年 | 1948年 |
本社 | 東京都港区 |
概要 | 輸送機器、機械工業メーカー |
本田技研工業は「技術は人のためにある」という信念のもと、2000年に革新的なヒューマノイドロボットASIMOを発表し、その後も人間研究を深めながらロボット技術の発展を推進中です。
現在、本田技研工業はNEDOが推進する技術開発事業に参加し、新型コロナウイルス感染症の影響で浮き彫りになった「遠隔・非対面・非接触」の配送ニーズに応える自動走行ロボットの社会実装を目指しています。
例えば、少子高齢化による配達員不足といった社会課題の解決を目的として、自動配送ロボットを用いた走行実証実験を実施しました。必要な機能や性能、安全性に関する要件を明らかにし、社会的受容のための課題解決に取り組んでいます。
パナソニック / Panasonic
メーカー名 | パナソニック / Panasonic |
設立年 | 1918年 |
本社 | 東京都港区 |
概要 | 総合電機メーカー |
パナソニックは、2023年4月1日に施行された「道路交通法の一部を改正する法律」に基づく遠隔操作型小型車の届出制度において、日本で初めて届出を受理された企業です。神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウンにて2023年7月31日から、自動配送ロボットの運用を開始しました。
また、同様の届出が東京都千代田区丸の内でも受理され、2023年8月1日からはこちらでの実証サービス提供を開始しています。物流業界の慢性的な人手不足や、食料品の購入や飲食に関するアクセス問題の解決に貢献することを目指しています。
ティアフォー / TIER Ⅳ
メーカー名 | ティアフォー / TIER Ⅳ |
設立年 | 2015年 |
本社 | 東京都品川区 |
概要 | ソフトウェア企業 |
ティアフォーは、2015年に創業され、自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発およびライセンス販売を主力事業としています。Autowareは、オープンソースの自動運転プラットフォームであり、世界中の企業や研究機関から広く採用されていることで知られています。
製造している配送ロボットは「Logiee(ロジー)」という機種で、歩道や私道での配送に特化した小型の自動配送ロボットです。最大積載量は30キログラムで、最高速度は時速6キロメートルです。日常の業務を効率化し、作業の自動化を推進するための高度な技術を搭載しています。
配送ロボットの代理店
Senxeed Robotics / センシードロボティクス
メーカー名 | Senxeed Robotics / センシードロボティクス |
設立年 | 2020年 |
本社 | 東京都港区 |
概要 | ロボットを活用したソリューションを開発・運営するメーカー |
センシードロボティクスは、インダストリーに合わせた複数のロボットを組み合わせたソリューションやサービスを企画・開発して提供している企業で、2020年に設立されました。
ロボット・インダストリーソリューションの企画・開発・展開、ロボット導入コンサルティング支援、ロボット活用サービスの企画・開発・展開、ロボット向けアプリケーションの設計・開発
AI/IoT機器の企画・開発・販売などを行っているのが事業の特徴です。
センシードロボティクスは、AI案内ロボット「Cruzr」やエレベーターに乗れる配送ロボット「GAEMI」、広告周遊ロボット「CADEBOT」などを販売しています。こうしたロボットは、観光案内所、物産センター、道の駅、ショールーム、ミュージアム、ホテル、小売店など、多岐にわたる場面ですでに活用されています。
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