GoSLAM G1 Plus
300mのスキャン距離と毎秒64万点のスキャン速度を備える据置型3Dレーザースキャナー。360° × 300°の広い範囲を計測し、…
Beijing Tianqing Zhizao Aviation Technology Co.,Ltd.
レーザークラス・パノラマカメラ・点群の合成方式
レーザースキャナは、建設・土木分野はもちろん、遺跡や文化財の保護、さらには製造業の品質管理など、多岐にわたる現場で活用される革新的な3次元計測技術です。
本記事では、地上型レーザースキャナ(TLS)を中心にして、レーザースキャナの基礎知識から、用途やメリット・デメリット、さらに失敗しない選び方のポイントやおすすめのレーザースキャナメーカーまでを解説します。
あまり詳しくない方ははもちろん、既に所有しているレーザースキャナの買い替えを検討している方にも役立つ情報が満載です。ぜひ最後まで読んで、最適なレーザースキャナを選定するヒントを見つけてください。
製品を見比べ、気になるカタログをまとめてダウンロードできます。
300mのスキャン距離と毎秒64万点のスキャン速度を備える据置型3Dレーザースキャナー。360° × 300°の広い範囲を計測し、…
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レーザースキャナの基礎知識や導入のポイントについては、以下の解説をご覧ください。

レーザースキャナは、建設・土木分野はもちろん、遺跡や文化財の保護、さらには製造業の品質管理など、多岐にわたる現場で活用される革新的な3次元計測技術です。
本記事では、地上型レーザースキャナ(TLS)を中心にして、レーザースキャナの基礎知識から、用途やメリット・デメリット、さらに失敗しない選び方のポイントやおすすめのレーザースキャナメーカーまでを解説します。
あまり詳しくない方ははもちろん、既に所有しているレーザースキャナの買い替えを検討している方にも役立つ情報が満載です。ぜひ最後まで読んで、最適なレーザースキャナを選定するヒントを見つけてください。
目次
最近の更新内容
2026/2/6更新 コンテンツ内容の修正

レーザースキャナとは、対象物にレーザービームを照射し、反射して戻ってきた光の飛行時間や強度などを計測することで、物体の形状や位置を3次元データとして取得できる計測機器です。
3Dモデルを短時間で高精度に取得できることから、建設や土木現場での計測はもちろん、遺跡の保存、設備のメンテナンス、さらにはエンターテインメント分野でのVRやARコンテンツ制作など、多様な現場で活用されています。
たとえば従来であれば、現地に人員を大量に投入してメジャーやトータルステーションで計測しなければならなかった複雑な地形や建造物でも、レーザースキャナならば短時間で膨大な3次元情報を取得可能です。そのため工期短縮や労務負担の軽減に大きく寄与し、災害現場の早期復旧や歴史的建造物の保存にも役立ちます。
ここまでレーザースキャナの概要や活用例を見てきました。次に具体的な種類について確認してみましょう。

レーザースキャナには、使用環境や計測対象に応じてさまざまな種類がありますが、ここでは比較的使用されることの多い、代表的な2種類を取り上げ、それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。
また、導入価格が高く通常の使用は想定されていないものの、現存するレーザースキャナもあるため、それにあてはまる3種類も簡単に紹介します。
地上に据え付けて使用するタイプのレーザースキャナで、三脚や車台などに固定して計測するケースが一般的です。大規模な土木計測や建築物の外観・内観スキャンなど、広範囲を高精度に計測できます。
地上型のレーザースキャナが現状で一番使用されることが多く、また需要の多いタイプです。地上型レーザースキャナを使用することのメリットとデメリットは以下の通りです。
移動型あるいはバックパック型レーザースキャナは、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)とも呼ばれる、自己位置推定と周囲の環境の地図作成を同時に行う技術を使用するレーザースキャナです。動きながら広範囲のスキャンを行うため、特に広範囲なエリアやアクセスが難しい場所での使用に適しています。
高い精度で環境を捉えることができるため、自律移動ロボットのナビゲーション、建築物やインフラの検査、無人車両やドローンでの地図作成などの用途で使用されます。
以上の2種類が、近年民間企業で使用されることの多いレーザースキャナです。
ここから先は、導入金額が億単位と高額になり、あまり導入の検討対象にならないレーザースキャナを簡単に紹介します。ただし、車載型レーザー/モバイルマッピングシステムなどは安いと5,000 万円くらいで導入できるため、場合によっては民間企業によっても使用されることがあります。
車両にレーザースキャナを搭載し、移動しながら周囲の地形や建造物をスキャンするシステム(Mobile Mapping System)は、導入金額が安くても5,000万円ほどで、道路の路面状況調査や市街地の3Dマッピングなどに使用されることがあります。
この技術のメリットには、広範囲の地形や街並みを短時間で取得できる点、走行中でも高精度なデータが得られる点、また道路工事やインフラ管理などで効率的に活用できる点です。
UAV(Unmanned Aerial Vehicle)、いわゆるドローンに搭載して上空から計測を行うレーザースキャナは、上空からの視点を活かして、森林や山間部の地形、災害現場の状況などを迅速に把握することができます。
UAVのメリットは、広範囲の地形を一度に計測できること、アクセスが困難な場所でも計測が容易であること、そして短時間で大規模なエリアをカバーできる点です。
有人航空機やヘリコプターに搭載して計測を行う方法(Airborne Laser Scanning)は、ULSよりもさらに広範囲の計測に適しており、地図作成や大規模なインフラ点検などに利用されます。
非常に広範囲を一度に計測できる点、地形の起伏が激しいエリアでも対応できる点、そして最先端の航空計測技術と組み合わせて活用しやすい点がメリットとして挙げられます。
このように、レーザースキャナは用途や計測範囲に応じて最適な種類が異なります。次の章では、レーザースキャナ一般にあてはまるメリット・デメリットをほかの似た技術と比較しながら深掘りしていきましょう。

レーザースキャナの中でも一番使用されることが多く、導入の検討対象になるのは地上型レーザースキャナ(TLS)です。ここから先は、地上型レーザースキャナを中心にして説明をしていきます。
レーザースキャナには数多くの魅力がありますが、同時に注意すべきデメリットも存在します。ここでは代表的なメリットとデメリットを挙げてみましょう。
地上型レーザースキャナ(TLS)は、静止した位置から高精度な計測を行う技術です。移動型レーザースキャナ(SLAM)と比較すると、移動型は広範囲をカバーできる一方で、精度が低くなる傾向があります。移動しながらスキャンを行うSLAMは、動的な環境に強く、広いエリアを迅速に計測できるため、大規模な現場で有効です。
これに対して、地上型は高精度な計測が可能ですが、計測範囲が狭いため、特に詳細な計測が求められる場面で適しています。
移動型は動的な環境での使用に適しており、移動しながらリアルタイムに計測できる利点があります。しかし、精度が求められる場合には地上型に劣ります。詳しくは次の記事をご覧ください。
LiDAR(Light Detection and Ranging)もレーザー光を用いて物体との距離を計測する技術であり、レーザースキャナはLiDARの一種と捉えられることが多いです。
しかし、LiDARはパルス状のレーザー光を用い、大規模な地形計測や環境計測するのに適しているのに対して、レーザースキャナはレーザー光を用い、通常3Dスキャナで計測するよりも規模の大きい建築物などを精度高く計測するのに適しているという違いが存在します。
LiDARセンサーについては、次の記事で詳しく説明しているので、関心のある方はご一読ください。
こうしたメリットとデメリットを踏まえて導入を検討すれば、活用現場とコストとの折り合いがつけやすくなります。次の章では実際に計測で使う場合の手順について紹介します。

レーザースキャナによる計測は、「機材の設置」「設定(スキャン範囲や解像度の設定)」「スキャン実施」「取得データの後処理」「3Dモデルや図面の作成」という大まかな流れで進みます。
まずはレーザースキャナの設置と校正が重要です。地上型の場合は三脚を安定させ、必要に応じて基準点を設定します。航空レーザーやUAVの場合は飛行ルートや高度、気象条件などを事前に確認し、安全に飛行できるよう準備を行います。
次に、スキャンソフトウェアでスキャン範囲や解像度の設定を行い、実際に計測を開始します。取得した点群データは膨大なので、後処理としてノイズ除去や座標変換、位置合わせ(レジストレーション)などを行い、最終的な3Dモデルや図面に仕上げます。
レーザースキャナを使った計測の正確さを維持するためには、定期的な機器のキャリブレーションや、環境要因(天候・温度・振動など)への配慮が欠かせません。
以上、レーザースキャナの計測手順をご紹介しました。次は、用途に合った機種を選ぶためのポイントを見ていきましょう。

地上型レーザースキャナには多くの機種や仕様が存在するため、一度購入したことのある方でも、実はカタログの読み方をよく知らないなどして、どの製品を選べばよいか悩む方も少なくありません。ここでは特にカタログの読み方を切り口に、主に3つのポイントを取り上げ、それぞれの重要性と検討事項を解説します。
カタログには様々な数値や情報が乗っていますが、地上型レーザースキャナを選ぶ際にまずは見なければならないのは以下の項目です。
スキャナーが計測できる最大距離を示す指標です。例えば、「最大計測距離120m」と記載されていれば、120メートル先の対象物でも有効な点群が取得できることを意味します。レンジが長いほど広範囲を計測できますが、通常は本体が大きく、価格も高くなります。
計測の誤差範囲を示します。例えば「精度±2mm」のように表記され、数値が小さいほど高精度で計測が可能です。ただし、カタログに記載された精度は理想的な条件下での数値であり、実際の使用環境では精度が変動することがあるため、用途に合わせて適切な精度の機種を選ぶことが大切です。
スキャナーが一度に計測できる角度範囲を示します。例えば「水平360°×鉛直300°」と記載されている場合、360度全周囲と300度の高さ範囲を一度に計測できるということです。視野角が広ければ少ない設置回数で広範囲を計測でき、効率的に作業が進められます。狭い場合は、複数回スキャンが必要となります。
スキャナーが1秒間に取得する点の数を示します。例えば「100万点/秒」と記載されている場合、速度が速いほど短時間で多くの点を取得でき、広範囲を迅速に計測できます。ただし、高速機種はデータ処理に時間がかかることがあるため、現場の条件に合わせた機種選びが重要です。
後ほど詳しく説明しますが、カタログ記載値は理想的な条件下で得られた数値であるため、実際には環境要因や対象物特性によって異なる可能性がある点には注意が必要です。
レーザースキャナーのカタログには理想的な条件での数値が記載されており、以下のように実際の運用時に誤解を招く可能性がある項目がいくつかあるため、注意しましょう。
通常、高反射率の物体で計測された値であり、暗い色の対象物では計測距離が縮むことがあります。
距離が長くなると精度が悪化するため、その影響を考慮する必要があります。
高速スキャンではデータ品質が低下する場合があるため、スキャンモードや点密度に応じて適切な速度を選ぶことが重要です。
距離が遠くなると点群が粗くなり、解像度が高い設定でも距離の影響を受けることがあります。
視野角が狭い機種では、真上や真下に死角ができるため、計測範囲を考慮して機種を選ぶことが求められます。
上記の基本的な知識を押さえたうえで、地上型レーザースキャナーを選ぶ際重要になるのは、用途に合わせたスペック選定です。
まずは自分の計測目的を明確にしましょう。例えば、屋外の大規模計測が目的であれば「長距離レンジ」や「耐候性」が重要です。一方、室内計測や建築BIM用途では「高精度」や「コンパクトさ」が重視されます。文化財の計測など細かいディテールが求められる場合は「高解像度」と「低ノイズ性能」が必要です。
複数機種を比較する際のポイントとして、同じ基準でスペックを並べて比較することが挙げられます。レンジ、精度、視野角、速度などをリスト化し、同条件下での比較を行いましょう。また、実際の現場での使いやすさや操作性、データ管理、ソフトとの互換性も確認しましょう。特にデータ転送方法やストレージ容量は大事な要素です。
用途に付随して、携行性や設置性も考慮に入れるべきです。高性能な機種ほど大型化しますが、現場の移動や高所設置を考えると軽量でコンパクトな機種が有利です。メーカーの信頼性やサポート体制も重要になってきます。最終的には、実機デモやサンプルデータを使って、実際のデータ品質や操作感を比較することが、失敗を防ぐための有効な手段です。
上記のポイントを踏まえて、自社の用途に最適なレーザースキャナを選べば、計測効率と品質を高い次元で両立できるでしょう。続いて、おすすめのメーカーを比較していきます。

レーザースキャナは、メーカーや機種によって得意とする計測対象やデータ処理の方法が異なります。ここでは国内外のメーカーと国内販売窓口を5社紹介します。
【メーカー】
※クリックで各メーカーの紹介へ移動します。
| 会社名 | Beijing Tianqing Zhizao Aviation Technology / ベイジン ティエンチン ヂーザオ エイヴィエーション テクノロジー |
| 設立年 | 2016年 |
| 本社 | 中国・北京市朝陽区朝陽路住邦2000 Business Center 2号棟17階 |
| 概要 | 3Dレーザー計測システム、SLAM技術を活用した測量機器、点群処理ソフトウェアの開発・提供 |
Beijing Tianqing Zhizao Aviation Technologyは、中国・北京を拠点に、GoSLAMブランドで、3Dレーザー計測システムや点群処理ソフトウェアを展開する企業です。自己位置推定と地図作成を同時に行うSLAM技術を軸に、携帯型から据え置き型までのレーザースキャナを提供。測量や建築、鉱業、林業などの分野で、現場の三次元データの取得・活用を支援しています。
同ブランドの「G1 Plus」は、据え置き型の3Dレーザースキャナです。最大300mのスキャン距離と毎秒640,000点のデータ取得に対応し、測定距離10m時の点群精度は5mmです。レーザーSLAMによって複数の計測地点の点群を自動で位置合わせし、専用アプリで合成状況を確認できます。RTK・PPK測位機能を内蔵し、オプションの8K HDRパノラマカメラによるカラー点群の作成にも対応しています。
活用場面として、建築物や設備の現況記録、三次元モデルの作成に向けた計測などが挙げられます。複数地点で取得した点群のつながりを現場で確認できるため、計測が不足している場所を把握し、追加のスキャンを行いやすくなります。計測後は専用ソフトウェアで点群を処理し、基準点による補正や精度レポートの作成にも対応。形状の記録からデータの品質確認までを支援します。
ライカジオシステムズは、スイスを拠点に測量・3次元計測機器を提供するメーカーです。「RTC360」は高速スキャンとHDR撮影に対応し、現場で点群の位置合わせや確認を支援します。建築物や設備の現況把握、改修計画などに活用できます。
ファローは、3D計測機器やレーザースキャナを提供するメーカーです。「FARO Focus Premium」は建物や設備を点群データとして記録し、専用アプリと連携して現場で取得状況を確認できます。建設現場の記録や施設管理、事故現場の調査などを支援します。
ゾラー・フリューリッヒは、ドイツのレーザースキャナメーカーです。「Z+F IMAGER 5016」はHDRカメラを内蔵し、色付きの点群データを取得できます。専用ソフトと連携する「ブルーワークフロー」により、現場で点群の位置合わせや計測漏れの確認を支援します。
トプコンは、精密光学技術を基盤に測量・計測機器を展開する国内メーカーです。「GLS-2200シリーズ」は、トータルステーションで使われる器械点・後視点法や後方交会法に対応します。測量の手順を生かしながら、土木・建築現場での3次元計測や出来形管理を支援します。
リーグルジャパンは、オーストリアRIEGL社の日本総代理店として、レーザースキャナの輸入・販売や技術支援を行う企業です。「VZ-400i」は計測中の点群の位置合わせや画像撮影に対応します。地形・構造物の計測から森林調査、文化財の記録まで幅広い用途を支援します。
以上、編集部がおすすめする代表的なレーザースキャナメーカーについて紹介しました。メーカーごとに強みや得意分野が異なりますので、ぜひ自社の用途や予算に合った製品を検討しましょう。
この記事を読んで、レーザースキャナが気になった方は、以下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
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※JET-Roboticsの問い合わせフォームに遷移します。
一部の会社とは正式な提携がない場合がありますが、皆さまに最適なご案内ができるよう努めています。